整形外科Orthopedic surgery

散歩を嫌がる・足をひきずる

愛犬や愛猫にこんな症状はありませんか?Question

このような症状が見られたら、
整形外科の病気の可能性があります。

  • 散歩を嫌がる
  • 歩かない
  • 足を引きずる
    (後ろ足がおかしい、二足歩行)

こんな病気の
可能性があります
Sickness

犬の整形外科の
病気について

  • 椎間板ヘルニア

    ミニチュアダックスフンドに好発しますが、その他コーギー、フレンチブルドッグ、ビーグル、シーズーなどにも比較的多くみられます。
    これらの犬種は軟骨異栄養性犬種と呼ばれ、遺伝的に椎間板が変性して脱水しやすく、椎間板ヘルニアを発症する危険性が高い犬種です。
    椎間板の変性は若齢のうちから起こり、3〜6歳のうちに発症することが多く、その後繰り返す再発により症状が重症化していきます。軽度のものであれば保存的治療で改善がみられることが多いですが、重度のものでは早期の手術が必要となります。手術を行う前にはMRIを撮影してヘルニアが生じている部位を特定し、その部位の背骨を削り脊髄を露出した後に、脊髄を圧迫している椎間板物質を除去します。

  • 変形性関節症

    8歳以上の犬の8割が罹患するといわれるほど発症率の高い病気です。
    人の関節症と同様にこの疾患は完治することはなく、徐々に関節軟骨が破壊され周辺の骨の変形が生じます。
    犬の痛みは飼い主様に認知され難く、びっこを引くなどおかしな歩き方をするようになるまで進行してからこの病気が発見されることが多いものです。
    この疾患をうまく管理していくには、いかに早く介入するかがポイントとなります。そのため6歳以上になりましたら定期的に動物病院を受診して、関節の触診や体重測定をしてもらう習慣をつけましょう。いつまでも元気にお散歩に行けるように若いうちからの関節ケアが重要です。

猫の整形外科の
病気について

  • 変形性関節症

    12歳以上の猫の9割がこの変形性関節症に罹患すると言われています。
    犬と違いお散歩に行くわけでもなく、家の中でも寝ている時間が長いため、猫の関節痛は余程の状態にならない限り飼い主様に認識されません。
    猫の痛みのサインは、「爪とぎをしなくなる」、「高いところに登らなくなる」、「毛づくろいをしなくなる」などの「今までしていたことをしなくなる」ことが特徴です。関節症は放置すればどんどんと悪化していきます。猫がずっと寝てばかりいるのは、歳のせい、ではなく、どこかが痛くてあまり動きたくないのかもしれません。極力早く猫の痛みに気づいてあげて早期に治療を開始することが重要です。

当院の整形外科の治療特徴Feature

  1. 1

    椎間板ヘルニアの手術に対応

    これまで執刀した90%以上の症例で歩行が可能となっています(程度の差はあります)。

  2. 2

    難手術においても実施可能

    難手術においては専門の獣医師を招聘します。

整形外科の病気治療の流れFlow

  1. 1受付・問診

    どんな症状が?いつから?どのように進行してきたか?気になる症状の経過について注意深く問診を聴取致します。

  2. 2身体検査

    全身の身体検査の後、関節を曲げたり伸ばしたり、時には圧迫したり、注意深く関節の触診を行います。

  3. 3検査の実施

    思い込み、決め付けによる誤診を防ぐため、診断を確定するための検査を実施します。レントゲン検査や時にはCTやMRIを撮影する施設をご紹介する場合もございます。

  4. 4治療法のご提案・治療

    いかなる場合においても動物が感じているであろう苦痛を速やかに緩和できる治療法を第一にご提案します。即効性のあるもの=強い治療ではありませんが、治療には副作用などデメリットも伴います。治療に伴う飼い主様の不安を払拭できるように十分な説明をし、その上でご安心・ご納得頂ける治療を実施させて頂きます。

  5. 5お会計と次回予約

    診察が終わりましたら、受付にてお会計をします。準備が整いましたら順番にお呼びしますので、待合室でお待ちください。
    お会計の際、診察券をお返しします。
    お薬がある場合はこの時に説明させていただきます。
    また、次回予約が必要な場合は、次回の予約をお聞きします。

完全予約制について

患者様をお待たせすることが無いよう診療は、完全予約制です。事前(当日でも可)にご予約のうえご来院下さい。ご予約がなくても診療時間内であればいつでも診療させて頂きますが、ご予約の方に比べ待ち時間が長くなる可能性があります。

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