ノミ・マダニ・
フィラリア予防
Prevention

ノミ・マダニ・フィラリア予防についてAbout

ノミ予防について

  • ノミはジメジメとした場所、特に草むらや砂利敷の中などに潜んでいて、近くを通りかかった犬や猫の発する熱や二酸化炭素を感じ取り50cm近く離れた場所からでも動物に向かってジャンプして寄生することができます。
    ノミに刺されることにより強い痒みが生じるだけでなく、体質によってはノミアレルギー性皮膚炎に罹患したり、瓜実条虫という寄生虫に寄生されてしまう場合もあります。また、お家のペットにノミが寄生していると屋内で繁殖してしまう可能性があり、一緒に生活する人間に被害が及ぶ危険性があります。

    ノミを予防するには月に1回のノミ駆除剤の投薬が効果的です。ノミ駆除剤には首筋に滴下するスポットオンタイプと経口的に投与するチュアブルタイプ(最近は嗜好性の高いおやつタイプが主流です)があります。投薬してからノミが完全に駆除できるまでの時間はチュアブルタイプの方が圧倒的に早く、投与後も1ヶ月の間有効性が低下することもないため、最近ではチュアブルタイプが主流になってきています。

    ノミ予防はいつ頃受ければいい?

    ノミは高い気温と湿度を好むため、梅雨時前後から活動が活発化してきます。特にサナギが孵化するのには気温24℃以上、湿度80%以上という環境が理想的といわれています。その年の気温によって多少は前後しますが、このような気候条件を満たす5月~10月はノミに寄生されるリスクが高くなってきます。この期間中は月に1度のノミ駆除剤の投与を行いましょう。
    *フィラリア予防も一緒にできる合剤もございます。

マダニ予防について

  • マダニは昆虫ではなくクモやサソリに近い節足動物で、動物の血液を唯一の栄養源として生活をしています。マダニの吸血によりウイルス、原虫やリケッチアなどの病原体が伝播される事があり、それは犬や猫だけでなく人にも健康被害がおよぶことがあります。
    マダニは主に草むらの中に潜んでおり、近くを通りかかった動物の発する二酸化炭素や熱を感知して寄生をします。マダニを予防するにはこのような草むら(特に野生動物がいそうな場所)に近づけないことと、月に1度のマダニ駆除薬の投与が効果的です。ノミ駆除剤と合剤になっているものが多く、同じくスポットオンタイプとチュアブルタイプがあります。

    マダニ予防はいつ頃受ければいい?

    ノミと違い1年中マダニに感染するリスクがあります。よく草むらに入って遊ぶワンちゃんは通年の予防をおすすめ致します。

フィラリア予防について

  • フィラリアは犬の心臓および肺動脈に寄生する寄生虫で、感染してしまうと心臓や肺の機能が低下して様々な障害が引き起こされます。また、最近では猫にも感染することがわかってきており、猫に感染すると犬にみられるものよりも重篤な症状を引き起こし突然死の原因になることもあります。
    ノミ・マダニ予防と同様に月に1回の駆虫薬の投与でフィラリア症は予防ができます。予防薬にはスポットオンタイプ、チュアブルタイプ、錠剤など様々な剤形があり、その子にあったお薬を受付にてご相談させて頂きます。

    フィラリア予防はいつ頃受ければいい?

    当院ではHDU*の概念に基づいてフィラリア予防薬の投与期間を決定しています。必要のない時期まで無駄にお出しすることは致しておりません。
    このHDUによると神奈川県における平均的な感染期間は5月中旬から11月上旬になります。では毎月のお薬はいつからいつまで投薬をすればいいのかといいますと、5月下旬~12月上旬になります。ここであれ?と思われる方もいるかもしれません。5月中旬から感染するリスクがあるのなら、もっと早くから投与するべきでは?と。実はこの「フィラリア予防薬」、フィラリアにかからないようにするお薬(ワクチンのように免疫をつけたり、バリアをはるもの)ではなく、駆虫薬、いわゆる虫下しなのです。つまりは毎月投薬しているのは体の中に感染してしまったフィラリアの幼虫を駆除するためなのです。これで感染期間と投薬期間に微妙なズレがあること、早期から投薬を開始することがあまり意味の無いことをご理解いただけると思います。

    *HDU(Heratworm Development heat Unit):犬フィラリアを媒介する蚊の体内でフィラリア幼虫(ミクロフィラリア)が成熟するためにはある程度の気温が必要になります。気象台発表の気温データを用いこのHDUを算出することで、犬にフィラリアが感染する期間を推定することができます。

治療の流れFlow

  1. 1受付・問診

    最初に予防されたいもの(ノミ、マダニ、フィラリア)やご希望のお薬についてのアンケートにお答えいただきます。

  2. 2身体検査

    全身状態および皮膚の状態をチェックします。

  3. 3検査の実施

    フィラリア予防薬の投与前には現時点での感染がないか?少量の採血をして検査をします。この際に同じ血液を用いて健康診断を行うことも可能です。

  4. 4予防薬のご相談

    受付にてその子に最適なお薬が処方できるようにご相談させて頂きます。

  5. 5お会計とお薬のお渡し

    診察が終わりましたら、受付にてお会計をします。準備が整いましたら順番にお呼びしますので、待合室でお待ちください。
    お会計の際、診察券をお返しします。

予約優先制について

患者様をお待たせすることが無いよう診療は、予約優先制です。事前(当日でも可)にご予約のうえご来院下さい。ご予約がなくても診療時間内であればいつでも診療させて頂きますが、ご予約の方に比べ待ち時間が長くなる可能性があります。